ご覧いただきありがとうございます。おがちゃん先生です。
今回は「蓄膿症(副鼻腔炎)」について解説していきます。
今回の目次
- 鼻の構造と役割
- 鼻に膿(うみ)がたまると?(蓄膿症)
- 最後に(蓄膿症の予防)
【1】鼻の構造と役割
私たちは、外気から取り入れた「酸素」を使って、エネルギーを作り、元気に生活をすることができています。
そのなかで、もし「酸素を取り込むことができない」と、細胞が壊死してしまいます。
![](https://byline-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/ogachansensei/article/00481229/internal_1685077901328.jpeg)
そして、酸素を取り込むための第一段階が「鼻」です。
しかし、鼻の役割は「酸素を取り入れる」だけではなく、下のような役割もあります。
- 取り入れた空気の加湿・加温
- 声に響きを与える(共鳴)
- 匂いを感知する(嗅覚)
- 異物を入れない(鼻毛がある)
![](https://byline-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/ogachansensei/article/00481229/internal_1685078849028.jpeg)
また、鼻の周りの顔の骨には「副鼻腔」と呼ばれる空洞があり、ここは鼻とつながっています。
【2】鼻に膿(うみ)がたまると?(蓄膿症)
膿(うみ)を簡単にいうのは、細菌と戦った後の「白血球の死骸」と「死んだ細菌」などが溜まったものになります。
そのため、主に細菌や他の微生物による感染が起こると、膿が溜まりやすいです。
![風邪をひいたあとなどに膿が溜まることある。](https://byline-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/ogachansensei/article/00481229/internal_1685079485553.jpeg)
そして、鼻周囲の粘膜に炎症が起こる(副鼻腔炎)と「副鼻腔」に膿が溜まってしまうことがあります。
これを「蓄膿症」といいます。
![](https://byline-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/ogachansensei/article/00481229/internal_1685147709446.jpeg)
蓄膿症では、鼻詰まり・顔の圧迫感・頭痛・嗅覚の低下などの症状が現れることがあります。
こういった症状は、一時的に起こる風邪とは違い「慢性的に続く」ことがあるので注意です。
![](https://byline-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/ogachansensei/article/00481229/internal_1685146189352.jpeg)
【3】最後に(蓄膿症の予防)
日常から手洗い・定期的な鼻洗浄・タバコの煙を吸わないなどにより、鼻腔(鼻)を清潔に保つ。
そして、適切な加湿やバランスを取れた食事をとり、免疫力を高く保つことが大切です。
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